過干渉な親に疲れた・・・子離れできない親との付き合い方

過干渉な親に疲れた・・・子離れできない親との付き合い方

優しいお父さん。世話焼きなお母さん。

端から見ればとても理想的な親に見えても、子どもの立場に立つと、必ずしもそうとはいえない場合があります。

すでに成人し、仕事にもついて、自立しているのに、「まだ子どもだから」と何かと口を出してくる。

着替えの用意や、部屋の掃除など、生活のことを、何もかも親がやってしまう。

「自分でやるから」といっても、聞いてもらえない。

帰宅時間をうるさく聞いたり、交友関係を把握しようとしたり、門限を言ってきたりと、行動を制限しようとする。

自分の夢や立場を、子どもにも押し付けようとする。

 

こうした、いわゆる「過干渉な親」に、すっかり疲れ切っている人も少なくありません。

 

一体どうすれば、困った親たちとうまく付き合うことができるのでしょうか。

今回は、子離れできない親の行動に辟易している人へ向けて、過干渉な親への対処法について考えていきたいと思います。

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子離れできない過干渉すぎる親との付き合い方3ステップ

罪悪感を捨てる

まず、何より大切なことは、親が過干渉であり、その点について自分が不快感を覚えていることに対しての、罪悪感を捨てることです。

過干渉で子離れできていない親は、子どもが、

「もう、自分でできるから」

「放っておいて」

「いつまでも子ども扱いしないで」

と主張し、自立をほのめかすと、次のような言葉をなげかけてきます。

 

「あなたのためを思って・・・」

「いくつになっても子どもは子どもよ」

「せっかくやってあげたのに」

「ここまで必至に育ててきたのに・・・」

 

たしかにそうです。

子どもとして、親に育ててもらった恩はあります。

 

ですが、それとこれとは別なのです。

育ててもらったからといって、子どもが親に行動を制限されたり、自立の機会を奪われたりすることがあっていいはずがありません。

育てたからといって、親が子どもに必要以上に干渉していいはずがないのです。

 

過干渉は親の「愛情の押しつけ」

上のような言葉を投げかけられてきたとき、たいていの子どもは言葉につまってしまいます。

恩ある親に反発し、うざったく思ってしまうことへの罪悪感と、それでも子離れしてくれない親を嫌だと思ってしまう気持ちの板挟みになるからです。

 

そういうときは、客観的に考えてみてください。

あなたは、相手の行動をイヤだと思い、相手に伝えました。

もしその相手が、本当に心からあなたのことを思っていたら、なんと答えるでしょう。

 

そうだったの。気づかなくてごめんなさい。次は気をつけるね

 

そんなふうに、相手の気持ちを優先し、相手の気持ちを汲み取って行動するのが、本当の意味で「相手を思う」ということだと思いませんか。

しかし、過干渉な親は、「迷惑だ」と伝えた子どもの気持ちをまったく汲み取らず、「私はこう思うのに」という自分の気持ちばかりを押しつけているにすぎないのです。

ですから、過干渉な親に反発することに、罪悪感を抱く必要はありません。

 

親の苦言はスルーする

親への恩と、自分の本音に板挟みになってしまうと、子どもは冷静ではいられなくなります。

ですから、少しヒステリックに反発してしまったり、泣いてしまったり、逆にもうどうでもよくなって意見を引っ込めてしまったりするのです。

すると、過干渉な親は、

「喚き散らして、やっぱり子どもだ」

「結局、私がいないと何もできないじゃない」

「口ばっかり大人になって」

と、自分の都合のいいように解釈し、変わらず過干渉を続けます。

感情的になってしまう気持ちはわかりますが、それでは親に「干渉する言い訳」を与えてしまうことも少なくないわけです。

ですから、冷静に対応しましょう。

親へ反発することの罪悪感は、もうなくなりましたよね。

だからといって、反発の感情を募らせても、親には何も響きません。一番いいのは、親の干渉も、束縛も、「どこふく風」でスルーすることです。

 

「いつかわかってくれるかも」と期待しないほうがいい

「門限は9時だ!」

なんて言われても、守る必要はありません。

本当に締め出されたときのために、友人や恋人の家など避難先を確保しておきましょう。

 

「あなたのためを思って・・・」

とさめざめ泣かれたら、「あっそう」程度に軽くいなして、話を終わらせてしまうことです。

この言葉が親の口から出てきたら、「こちらの気持ちを伝えてもわかってもらえないな」と早々に諦めてしまいましょう。

大事なのは、諦めることなのです。

 

親なのだから、きっと子どもである私の気持ちをわかってくれる。

過干渉の親に苦しむ子どもは、その希望をどこか捨てきれません。期待し、裏切られる。その繰り返しが続き、次第に追い詰められていきます。

だから諦めましょう。

期待するほどあなたが傷つきます。

あなたをわかってくれる人は、外の世界にいくらでもいます。

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離れる

親の過干渉から逃れるためには、最終的には、物理的な距離をとるほかありません。

実家に同居しているなら家を出る。

近場に住んでいるなら、遠方へ引っ越す。

あなたの心の安寧のためには、それが最善です。

経済的な事情などがあって、今すぐにそれは無理だという人もいるでしょう。

それでも、「今はだめでも、必ずいつかは」という目標を胸に、独立のための努力をしてください。

「いつかは」という目標は、今を乗り越えるための希望になります。

過干渉に辟易しても、

「これも今だけのこと」

「今ガマンすれば、いずれは解放される」

という希望があれば、耐えることもできるでしょう。

過干渉の親は、自分の行動を「愛ゆえ」と信じて疑いません。

その愛を受け入れない子が悪い、という思考回路を持ちがちです。

「子が悪い」のが前提にあり、そこから抜け出すのは、親本人の自覚と覚悟がなければ到底ムリな話です。

だから離れることが最善なのです。

 

合鍵は絶対に渡してはいけない

ただし、どれだけ離れようとも、距離をものともせずに干渉してくる親も少なくありません。

現代には、携帯電話やスマートフォンという、大変便利でありながら、困った事態を起こす原因にもなるツールがあります。

要するに、距離をとったあとも、何かと親が電話をかけてくるわけです。

着信拒否したくもなりますが、そうすると距離をものともせずに飛び越えてやってこないとも限らないので、1日に1回くらいはガマンして応対し、全部スルーして、生返事しておきましょう。

それから、合鍵だけは絶対に渡さないこと。

過干渉で子離れできていない親は、一人暮らしの子どもの部屋に勝手に入って、あれこれいじくり、チェックすることに、何の罪悪感も持ちません。

それがイヤなら、絶対に渡さないことです。

親に干渉するスキを与えない。

最終的にはこちらが賢く立ち回る術を身につけることが肝心なのです。

 

子離れできない親からは「逃げるが勝ち」

以上、子離れできない過干渉な親への対処法について考えてみました。

親であること、愛ゆえであることを、免罪符としてふりかざしてくるこの手の親に対処するには、まず自分の心を見つめることです。

親の行動に自分が傷ついていることを自覚し、それが決して悪いことではないこともまた自覚しましょう。

しかし、親は変わりません。

変わるかもしれないと期待してもむなしいばかり。

待っていても状況は何も変わりません。

言葉で親の心を動かすのは、難しいでしょう。

だから、自分で自分を守るために、自分が変わる。

過干渉な親からは、逃げるが勝ち、なのです。

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