『自分が嫌いな人』急上昇中!その特徴と内面心理について

『自分が嫌いな人』急上昇中!その特徴と内面心理について

あなたは自分のことが好きですか? 近年、そう問われて「自分のことは嫌い」だと答える人の数が増えています。本人の唯一無二の味方であるともいえる自分自身が「自分を嫌い」と言ってしまうとそこには数々の辛さや問題などが起こってきます。

今回は「自分が嫌いな人」の特徴と内的心性について考えてみたいと思います。

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自信がもてない

自分が嫌いだという人は、何においても自分に自身がもてないことがあります。仕事や対人関係、プライベートな事に対する能力まで、すべてにおいて自信がもてずにいます。

例えば、仕事に対しても自分の判断や能力に自信が持てずに、何をするにしてもあれやこれやと悩んでしまって、決断が遅かったり、それによって作業自体が遅れてしまったりします。そうすることで上から怒られたり、指導されたりすると余計に自信をなくし、やっぱり自分は駄目なんだと言う思考に陥っていくのです。

また、プライベートでも対人関係に自信が持てずに、「自分が嫌っている自分のことなど好きになってくれる人などいるわけがない」と考えて、人とのコミュニケーションを諦めてしまったりします。

本当はその人に好意を抱いていて誘い出してくれる人がいても、本人は相手に気を遣われているだけと考えて、相手の負担になりたくないからと誘いを断わっていると段々とその誘いもかからなくなり、結果、自信のない人がどんどん孤立してしまい、「やはり自分を好きになってくれる人など誰もいないんだ」といった考えに落ち着いてしまったりするのです。

自信がもてないということは、何事にも積極的になれずに引きこもりがちで、本当は自信をつけられる機会を逃してしまっていることにもなるのです。

 

周りの評価が気になる

自信のない人は、周りからの評価を人一倍気にしてします。

周りの人に、いつか自分の駄目さや無能さが知られてしまうのではないかと恐れ、そうならないようにと必死に取り繕ったり、頑張ったりするのですが、それでも自分自身に対して「自分は駄目だ」という思いが捨てられないので、常に人の目を気にし、人からの評価に左右されるといった生活を送っています

自分が嫌いな人にとって、人から褒められることは一瞬の喜びしかもたらさないことです。他の人なら、自分の能力に対して、しっかりとした自信になるような褒め言葉も、自分が嫌いな人にとっては「運が良かっただけのこと」「たまたま褒められただけ」「自分の機嫌をとるためにお世辞を言っているのかもしれない」と相手の言葉を低く見積もってしまい、結果、他人からどんなに褒められても自分が嫌いな人に染み込んでいく言葉はありません。

逆に自分の嫌いな人は、人からけなされたり、批難されたことや自分の失敗などは長いこと覚えていて、何度も何度も繰り返し同じことを思い出したりします

そのために自分の中で「自分は失敗しやすく、人に怒られてしまうような人間なんだ」という自己像が出来てしまうのです。

 

周りより常に自分が劣っている気がする

自分が嫌いな人にとっては、自分以外の他の人達は頭も要領も良く、仕事の早い優秀な人たちだと感じられています。また、そうでない人も自分より恵まれた環境にあったり、友人が多かったり、家族仲が良かったりと、何かしら自分よりも秀でたものを持っていて、自分は周りの人と比べて常に劣っているのだと感じているのです。

けれど、考えてみてください。人には様々な優劣があります。お金を持っている人も持っていない人も、美人な人もそうでない人もいるでしょう。けれど、その人達はその人達なりの苦労があったり、よいところがあったり、得意な分野、苦手な分野があったりするものです。

人はそれぞれ、個人個人全く違う特性をもっていて、そこには優劣があったり、得意不得意があったりするものです。ただ、自分が嫌いな人にとっては、他人の良い部分だけが良く見えるのです。そして、常に自分の苦手な部分と比べて自分は人よりも劣っていると判断してしまいます

自分が嫌いな人にとっては、どんな人と出会っても自分は「劣っている人間」なのです。

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周囲に流されやすく自分がない

自分が嫌いな人は、自分に自信がなく、自分の考えや判断が正しいと思えません。そのために、他人の言うことに従うだけだったり、人の意見に流されやすかったりします。本当は、自分の意見があって、自信を持って判断を下せる人間に憧れているのですが、自信がないためにどうしてもそういった振る舞いが出来ないのです。

人は他人の意見に流されて行動をすると、必ず後悔すると言われています。他人に意思決定を任せた分だけ責任が軽くなると思いきや、実際には自分で判断し、決定をした行動の方が後悔が少なく、のちのちに自分の自信をつちかうことが出来る行動になるのです。

例えば、あなたがアイスクリーム屋で食べたいアイスを選ぶ時、本当は食べたいアイスがあったのに店主がチョコレート味のアイスを勧めてきたのでついついそれに従ってしまったとします。本当は食べたかったアイスは食べられず、あなたは食べたいとは思っていなかったアイスをお金を払って食べる羽目になるのです。

その時、あなたはがっかりした気分にならないでしょうか? 店主のいうことに従わず、食べたいものを食べればよかったと後悔することでしょう。

自分が嫌いな人の毎日は上記のような後悔で溢れています。そして、そんな後悔ばかりしている自分が嫌いになってしまうのです。

 

自分を好きになるためには?

自分自身を好きになるためには、まずは毎日の行動を自信をつけられるような行動に変えていく必要があります。

自信をつけるためにはどうすればよいのかと言うと方法はひどく簡単です。自分に自信があるならばどのように振舞うのかを実践してみればよいのです。そうすれば、段々と自分に自信をつけていくことが出来ます。

自分の能力に自信があるのなら、あなたは仕事でもっと積極的になり、決断も早く行うことが出来るでしょう。また、対人関係でも人に声をかけたり、人を遊びに誘ったりと言うことを恐れずに行うことでしょう。そんな風に自分にもし自信を持てたら何をしたいかを考えてみてください。そして、それを実行に移すのです。

最初は色んなことが怖く、失敗を恐れてしまうかもしれません。けれど、失敗から学ぶことも大事なことです。失敗は失敗で終わりではなく、次への足がかりになるものです。失敗を恐れずに行動する。それが自分を好きになるための第一歩になるのです。

 

失敗した方が後悔しない・・・

いかがだったでしょうか? 近年、自分が嫌いな人が増えている背景には、失敗を恐れて積極的な行動をとらないといった風潮があると考えられます。能動的に動かなければ、人は自分自身に自信をつけることは出来ません。自分が嫌いだと閉じこもっているのではなく、好きになれるかもしれないと考えて少しずつ外の世界に積極的に働きかけをしてみてくださいね。

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