睡眠と健康は関係ない?!本当なのか調べてみた
睡眠と健康には関係があるのでしょうか?ちゃんと眠っているのに、疲れがとれないや逆に短い睡眠でもすっきりとしている。など、一見、睡眠と健康のかかわりなんてないような感じがします。
本当に睡眠と健康には関係がないのか調べてみました。
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大事なのは睡眠時間?
長い時間寝たら健康になれるでしょうか?
でも、寝ても寝ても寝たりないっていう経験ってありますよね。では、睡眠時間と健康は関係ないのでしょうか?
「1日8時間寝ると体にいい」って聞いた事ありませんか?
1日8時間というと、22時に就寝すると朝6時、午前0時に就寝すると午前8時に起きることになります。そんなに長くは寝ていられない!って思いませんか?
調べてみると、睡眠時間はその長さで寿命が縮んでしまう可能性があることがわかりました。1日の睡眠時間が6時間未満の睡眠と8時間以上の睡眠は寿命を縮めてしまう可能性があるそうです。
そうやって考えると、理想の睡眠時間は6時間以上8時間未満だといえるでしょう。長くても、短くてもダメなんですね。
よりよい眠りって何?
睡眠とは、一日の疲れを翌日に持ち越さないために体と心をリセットする行為です。ただ眠っていればいいというわけではなく、ノンレム睡眠という睡眠が深い状態の時にリセットされるのです。
寝ているとき人は、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)という睡眠を波打つように繰り返しています。
レム睡眠の時は体は眠っていても、脳は活動状態にあります。夢を見ている状態と考えると分かりやすいでしょう。脳も体も眠っている状態がノンレム睡眠です。
眠りに入ってから1,2回目のノンレム睡眠がより深いといわれています。だいたい、3時間くらいで1回目のノンレム睡眠におちるといわれています。
いつ眠ればいいの?
では、1日6時間から8時間の睡眠をいつ、どのタイミングでとればいいのでしょう?
これは、体のリセット、細胞修復や疲労回復をしてくれるホルモンである成長ホルモンの分泌量が多い時間帯に睡眠をとるのがベストでしょう。
成長ホルモンの分泌量が多いといわれている時間帯は、午後10時から午前2時といわれています。
では、午後10時に寝ればいいか?というとそういうわけでもないのです。成長ホルモンの分泌は、人が眠りに入ってから3時間後、つまり一番最初のノンレム睡眠と同じ時に起こるといわれています。
だから、午後10時から午前2時の間をしっかり使い切ろうとすると、夜7時~8時の間に就寝するのがベストといえるでしょう。子供は8時には寝かしましょう。というのは意外とちゃんと根拠のある事だったんですね。
ちなみに、成長ホルモンの作用で起こる細胞修復の中には、お肌の「ターンオーバー」も含まれています。だから、成長ホルモンのことを別名「若返りホルモン」とも呼ぶそうです。
早寝早起きにもこうしたきちんとした根拠があったんですね。
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どうして寝すぎはよくないの?
寝すぎの原因は様々です。過度の疲労によるもの、加齢によって引き起こされているものなどがあります。深夜の飲食、カフェインの過剰摂取も寝すぎの原因となります。
ただ、寝すぎは健康の大敵です。眠ると、血管が緩むのですが、血管が緩んだことによって頭痛が起こったり、吐き気がおきたりします。また、長時間、寝ていると腰に負担がかかり、腰痛を引き起こしてしまったりするのです。
長く寝ていると目覚めた後、体が覚醒するまでに時間がかかってしまうこともあるようです。
自分はどんな睡眠をとっているか知っていますか?
眠っている間、自分がどうしているかなんてわからないものです。ただ、質の良い眠りをとろうとしても、この寝ている間の自分の行動が邪魔をしているかもしれません。
睡眠の邪魔をしているもの、「睡眠障害」をきちんと解決できなければ、質の良い眠りは得られません。
一番有名なのは「睡眠時無呼吸症候群」ですよね。これは、なんらかの影響で気道がふさがれて、呼吸が止まってしまう症状のことです。聞いてすぐ、男性・肥満というキーワードを思い浮かべがちですが、幼児や女性にもこの症状を持つ人が少なくありません。
他にも「睡眠関連行動障害」といわれる、寝ている間に飲んだり食べたりしてしまう障害があったり、「むずむず脚症候群」という、眠ろうとしてじっとしていると、自分の足に虫が這うような感覚が襲ってくるという症状もあります。これは、ひどくなると日中でも発症するようになるようです。
この様に、自分の眠っているうちに無意識に眠りの邪魔をしてしまっていることがあるのです。
まとめ
睡眠と健康のつながりは思った以上に濃いようです。ただ、とりあえずどの時間帯でもいいから寝ればいいというわけではないようです。
簡単にまとめてみると、午後8時~午後10時から6時間から8時間眠ればいい、ということになります。この生活を心がけてもなかなか疲れが取れない時や、眠気がとれない時は睡眠障害を疑ってみましょう。
睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害は家族やパートナーに協力してもらって知る事ができますし、睡眠時無呼吸症候群については、マウスピースなどの防止グッズを使ってみるのも有効です。
自分の眠りが今、どんな状態なのかを知り、よりよい眠りを心がけ、健康を手に入れましょう。
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