子なし夫婦の休日の過ごし方!一緒にいる意味を考える
家族のかたちにはいろいろとあります。
おじいちゃん、おばあちゃんも含めて大家族という家庭もあれば、お子さんと親御さんの核家族、もしくは夫婦ふたりで暮らしていらっしゃる方もいるでしょう。
お子さんのいない家庭のことを「子なし夫婦」ということがあります。
新婚さんであれば、新しくふたりで始めた生活はとても新鮮で、休日にふたりで過ごすとしても、そのアイデアはいくつも湧いてくるでしょう。
でも、ふたりの生活が長くなり、3年、5年となってきたとき、
「夫婦ふたりでの休日をどう過ごそうか?」
と悩んでしまうことがあります。
毎度毎度出かけるのもお金がかかる。
アイデアも出し尽くした。
私ばかり出かける提案をしている。
いつも自分の趣味に相手を付き合わせて申し訳ない…。
そもそも、一緒に過ごす必要があるのだろうか…?
ふたりきりの生活が長くなるほどに、楽しいはずの休日が消化不良になってしまうことも珍しくありません。
そこで今回は、子なし夫婦の休日の過ごし方について考えてみたいと思います。
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Contents
夫婦ふたりの生活をもっと充実させる休日の過ごし方3パターン
一緒に買い出しに行く
とくに夫婦ともに平日は仕事、というご夫婦であれば、休日は一緒に日用品のお買い物に出かけるのはどうでしょう。
何でもないようなことですが、生活をともにする者として、生活の負担がどちらかに偏ったり、一方が不公平に感じたりするような状況がもしあったら、それは関係を長続きさせるためにはよくないこと。
それに買い出しくらいなら、半日もあれば十分にこなせます。
午前中は疲れた体をゆっくり休めるのに使い、午後の数時間を買い出しに使うのはどうでしょう。
買い出しとは要するに、食材や日用品を購入すること。
ありきたりのように思うでしょうが、どんなものを選ぶのかは意外と重要です。
毎日使いするものだからこそ、ふたりの好みや性格が強く反映されます。
それをふたりで共有することは、ご夫婦にとっては意味があります。
「これが使ってみたい」
「これはよかったから、リピ買いしよう」
「前に使っていた、あれのほうがよくない?」
「そういえば、CMでこの新商品やってたよね」
そういう会話を交わし、お互いの意志を伝え合う。
当たり前に見られる光景ですが、しかし生活を長く共にしていると意外におろそかになってくるものです。
自分が生活を楽しむのと同じように、相手も楽しんでいることを確認し、よりよい毎日にするためにふたりで話し合う。
共同生活を円滑にするためにはとても大切な過程ですが、慣れ親しむほどになあなあになっていきます。
そうしないために、夫婦一緒にゆっくり時間をとって買い出しするのがおすすめなのです。
買い出しのために遠出してみる
買い出しといっても、毎度毎度近所のスーパーで済ませる必要はありません。
たまには、家の近くよりもちょっと遠くにあるスーパーに買い出しにいくのも、意外と楽しめるものです。
スーパーによって、力を入れている商品が違ったり、品揃えの数が違ったり、いろいろと特徴があります。
いつも行っているスーパーとは別の系列店に行ってみたり、少し割高の高級食材を揃えている店へ行ってみたりするのもおすすめ。
日ごろ見ているものと違うものを見れば、夫婦の間での話題も広がるというものです。
たかが買い出し、と思わず、ふたりで楽しめる方法を探してみてください。
提案する日を決める
夫婦によっては、休日になると奥さんばかりが休日の予定を立てていたり、逆に旦那さんばかりが出かける提案をしていたり、という場合があります。
外出好きで、予定を立てるのが大好きだからという人もいれば、パートナーが率先して何も言わないから…という消極的な理由からという人もいるでしょう。
もし後者なのであれば、だんだん疲れてくるはずです。
どうして私ばっかり?
パートナーは本当に楽しんでいるの?
相手には他にやりたいことがあるのでは…?
もし疲れてきたら、無理することはありません。
いっそパートナーに丸投げしてみてはどうでしょうか。
今週は私が決めるから、来週はあなたが決めてくれる?
先週は僕がしたいことをしたから、今週は君がしたいことをしよう。
そんな風に提案してみてください。
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どこかに出掛けなくてもいい
もしかしたら、
「別にやりたいことなんてない」
「行きたいところなんて、思いつかない」
と、嫌な顔をされるかもしれませんね。
そんなときは、どこにも出かけず家にいることだってできます。
ふたりでぼーっとテレビを見てもいいし、家の片付けをしたり、洗車をしたりするのもいいでしょう。
「家のなかでできることでいいから、ふたりでできること提案してほしい」
と、パートナーにお願いしてみてはどうでしょう。
そして、提案があったら、それがどんな内容でも嫌な顔をせずに賛成してあげてください。
そうすればパートナーも、休日の過ごし方を提案することに、少しずつ慣れてくれるかもしれません。
「これがやりたい」
と言えない人というのは、単なる面倒くさがりという場合もありますが、一方では自分の都合で相手に付き合わせるのを申し訳なく思っていたり、パートナーが楽しめなかったらどうしようと心配していたりする可能性もあります。
後者の場合は、このやり方がおすすめです。
別々に過ごす
夫婦だからといって、休日だからといって、ふたりで過ごさなければいけないわけではありません。
休日のたびに別行動、となるとちょっとさみしい気がしますが、たとえば月に1回くらいは、別々に行動するのもおすすめです。
夫婦のあり方はそれぞれです。
いつも一緒にいることが幸せという夫婦もいれば、それぞれが一人の時間を満喫し、お互いにいい気分を持ち寄って、すてきな夫婦関係を築くことができるというパターンもあります。
旦那さんはジムに行きたい。
奥さんは、ショッピングを楽しみたい。
お互いの望みをそれぞれの満たして、夜には一緒にディナーを楽しむ。
そうした休日の使い方もできます。
一緒にいることが幸せ。
その思い込みが、返って行動を縛り付け、休日を楽しめない状況に陥らせているかもしれません。
習い事をはじめてみる
とくに個人的な趣味もないけれど、だからといって休日をすべてふたりで過ごすのもちょっと…という気分の方もいるかもしれません。
そういうときは、習いごとをはじめてみるのはどうでしょう。
楽器でもいいし、スポーツでもいい。英会話でもいいでしょう。
先生とマンツーマンで習うものもあれば、グループで楽しみながらというパターンもあります。
パートナーは「やりたいことはないけど、たまにはひとりになりたい」と言われてしまうと、傷ついたり怒りを感じたりするかもしれません。
それが正直な気持ちでもです。
そこで、言い訳として習い事を上手に利用してみてください。
今までとは違う人間関係が生まれたり、新しいことを学べたりすることで、生活もまた違ったものになってくるかもしれません。
「こうあるべき」に囚われないで
以上、夫婦ふたりの生活をもっと幸せなものにするための休日の過ごし方について考えてみました。
夫婦がどう過ごすかには、正解はありません。
大事なのは、どちらか一方が負担に感じたり、窮屈に思ったり、元気がなくなってしまうような一日にしないようにすること。
どうしても、ふたりで話し合い、思いを伝えて、理解しあうことは避けられないでしょう。
そんなときには、
「夫婦はやっぱりふたりでいるべき」
「一緒に何かするべき」
「それが幸せ」
といった固定観念に囚われないことです。
大切なのは、パートナーが何を思い、自分が何を望み、どうすればその兼ね合いがとれるかどうか知恵を絞ること。
ふたりの気持ち以上に大切なものは他にないのです。
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