飲み会で「割り勘負け」しない方法を考えてみた【女性同士】
久しぶりに気心の知れた友人たちと会って、おいしい食事をいただきながら、話に花を咲かせた・・・
そんな楽しい時間の終わりに、必ずやってくるのがお会計の時間です。
たいていの場合は「割り勘で…」となりますが、このとき何でもない顔をしながらお財布からお金を出している人の中には、心の中でもやもやを抱えている人がいるかもしれません。
なぜなら、心の中でこんな本音をつぶやいているのです。
「私、一杯しか飲んでないんだけど」
「お酒を飲む人と、飲まない人が同じ金額って…」
「遅れてきたから、そんなに食べてないのになあ」
もしかして私、損していない?
いわゆる「割り勘負け」しているのでは?
そんな気持ちになっているわけです。
せっかくの楽しい女子会の終わりに、そんなもやもやを抱えたくないですよね。
そこで今回は、女子会において割り勘負けしないで済む方法はないものか、考えていきたいと思います。
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Contents
女子会で「割り勘負け」したくない人のための2ステップ
幹事をかってでる
まず大事なことは、皆でお会計を等分することに何の疑問も抱いていない人もいるということです。
それに、飲み会を開くとなると、幹事を担当した人はそれなりに労力をかけているはずです。お店選びや予約、メンバーの出欠確認、時間や場所が決まれば連絡もしなければなりません。
当日急に来ることができなくなった人、遅れそうな人との連絡係もします。
お会計をまとめるのも幹事の役割です。
楽しみながらも、そこそこ大変です。
自分がとりまとめて、盛り上がった女子会も、このお会計で終わり・・・
とひと息つけそうなときに、
「割り勘はちょっとおかしくない?」
「私、お酒飲んでないんだけど…この金額?」
なんていい出す人がいたら、どうでしょう?
正直なところ、いい気分ではありませんよね。
たとえ間違ったことは言っていないとしても、割り勘に異議のない人もいるでしょうから、その場の雰囲気を壊しかねません。
「割り勘負けさえしなければいい!」
というのであれば構いませんが、友人との関係も大事にしたいと思うのであれば、お会計の段階になって不満を言うのはあまりおすすめしません。
お会計の方法を事前に伝えておくのが肝心
では、どうすればいいのか。
解決方法としてまず考えられるのは、自ら幹事をかってでることです。
そして、女子会の計画段階から前もって、割り勘負けしないで済むような会計方法を提案しておくのです。
どういう割合にするのか、どうやって割り勘負けしないようにするかという方法にかかわらず、
「事前に、全員に、その旨を伝えておく」
というステップを踏んでおくことで、多く払うことになる人にとっての心構えができます。
「自分は飲まないのに、という意見もあると思うから、今回はこういう方法でお会計してみない?」
「やってみていいようなら、これからも採用してみたらどうかな」
幹事を担当してくれている人から、事前にそういう一言があったという事実だけで、まわりが受ける心象はずいぶんと違うものです。
また、その提案に不満がある人は「じゃ、今回は参加しない」となるとも考えられます。
割引分を決めておく
では次に、どのような会計方法であれば、割り勘負けせず、またみんなが気持ちよく受け入れてくれるでしょうか。
たとえば、料理はコースで頼み、ソフトドリンク込みの飲み放題プランにするのも一つの方法です。
ただし、女子会ともなると、話題のおしゃれなお店で評判の料理をいただきたい…といった要望も出てくるはず。
そうなると、コース料理や飲み放題プランが用意されていない可能性もあります。
こういった場合はどうすればいいのでしょう?
考えられるのは「割引設定」を作ることです。
たとえば、
「お酒を飲まない人は500円引き、1時間以上遅れてきた人は1000円引き」
といったように、事前に設定しておくのです。
もちろん、参加メンバーにも事前に伝え、賛同を得ておきましょう。
お酒を飲まない人の割引分は、飲む人たちで等分することになりますし、遅れてきた人の割引分は、その他の人たちで等分することになります。
またお店の料金設定などに合わせて、割引分は調整する必要があります。
お勘定の計算は少々面倒になりますが、
「割り勘負けした」
という印象はかなり軽減されるでしょう。
自分の損にばかり気を取られすぎないで
さて、この提案が通れば人仕事終えた気分になりそうです。
しかし、「割り勘負けしたくない!」という思いは、何もあなただけのものではないでしょう。
あなたが割り勘負けしない方法を提案したとき、他からも別の要望が出て来るかもしれません。
「それなら、私は飲むときじほとんど食べないから、食事代を割り引いて」
「私は車を出してるんだから、その分も考慮してよ」
「かなり偏食だから食べられないものも多いし、その分安くなる?」
どのくらいの規模で、どのような人たちが集まるのかにもよりますが、こういったお願いが出てこないとも限りません。
飲めない人、遅れてきた人の分を割り引くのであれば、この人たちの意見ももっともです。
あなたが提案したことで、みんなのもやもやが明らかになったともいえます。
要するに、割引設定は集まる人に合わせて決めるのがよさそうです。
「あまり食べない人は500円引き」
「車を出してくれた人は1000円引き」
といったように、臨機応変に設定して、事前にみんなからの確認をとっておいたほうがいいでしょう。
割り勘負けへの不満をこぼすときは慎重に…
飲めないのなら、その分食べてもとをとればいい。
そういう意見もありますが、食が細い人もいますし、そもそも女子会でひとりだけことさらバクバク食べるようなこともあまりしたくはありませんよね。
仲間と楽しい時間を過ごすことに意味がある。お金じゃない。
それも一理ありますが、あまりにも飲む量に差があったり、30分しか同席できなかったのに同じ額の支払いを求められたりすれば、疑問をもつのも仕方がありません。
しかし、自分は何もせず、何も動かず、ただ、
「私、不満を持っています。だから、誰か何とかして!」
とやるのでは、誰からも賛同を得られません。
幹事をかってでるだけでなく、自分と同じように割り勘負けしている人に不満がないか聞いてみるとか、同じ意見の人をあらかじめ味方につけておくなど、ある程度根回しをしておくのもいいでしょう。
あなたにとって、割り勘負けしないことと、仲間たちとの関係を良好に保つことと、どちらが優先されるのでしょうか。
まずはそれを決めるところから考えてみることをおすすめします。
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