面接短所を『心配性』とした場合の上手い回答方法はこれ!
履歴書に自分の短所を何と書くか、もしくは面接で「あなたの短所は?」と聞かれたときに、何と答えるか。
これは迷うところですが、”短所に挙げても問題ない短所”の一つとして『心配性』があります。
では、もし自分の短所を『心配性」としたとき、面接ではどのように答えればいいのでしょうか?
いくつかの回答例を考えてみましょう。
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「短所」を伝えるときにはこの”展開”が重要
ところで、面接官はなぜ「短所」を聞いてくるのでしょうか?
本当のところは、「短所は何か」が知りたいというよりは、「短所を聞かれてどう答えるのか」という”一連の受け答え”を面接官は見ています。
短所というマイナスの部分があること自体は、悪くとられません。
むしろ、「自分に短所などありません」などと言ってしまうと、「自信過剰」「自分を客観的に見られない」と判断されてしまうのでNG。
マイナスも、機転を利かせてプラスに言い換えられるか。
そんな頭の使い方ができることをアピールすることが重要です。
ですから「〇〇が短所です」とバカ正直に告白するだけではダメ。短所を自覚し、それをどう克服してきたのか。
どういう場面では、短所も長所になりうるのか。それにまつわる具体的なエピソードは何か。
面接官には、これらを伝えなければならないのです。
《面接で「短所」を伝えるときには》
1「短所は◯◯です」と明確に伝える
2 短所で起きた問題(または、それを克服・改善した)エピソード
3 今後、短所とどう付き合うか
(もしくは、見方を変えれば「短所」も「長所」に変えられることをアピールするのも吉)
短所が「心配性」のケースではどう回答する?
では、あなたの短所が「心配性」なら、どう話を展開するのがいいでしょうか? いくつか例を挙げてみましょう。
《例文1》
私は「心配性」で、細かい部分まで何度も確認しないと気が済みません。
その分ミスは少ないのですが、何かを始めたり、逆に終わらせたり、決断したりするのに時間がかかる面があります。
たとえば、書類を1枚作成するにしても、内容に間違いはないか、抜けはないか、誤植はないかと気になり、提出期限ギリギリまでかかることも珍しくなく、効率が悪いのです。
何事もできるだけ早くとりかかってスケジュールに余裕を作ること、また”確認作業は3回まで”などと事前に決めてから取り掛かるように心がけています。
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《例文2》
私は「心配性」です。行動する前にあれこれ考えすぎる傾向があります。
たとえば、旅行するときなど、事前に細かく計画を立てないと安心できません。電車の乗り換えの時間であるとか、見学先を回る順番だとか、滞在時間など、細かく決めてプリントにまとめておきたくなるのが性分です。
同行者に煙たがられることもありますが、旅行も終盤になってくると感謝されることも多いんです。
何度も確認するので乗り間違えや道に迷ったりすることはないし、何か不測の事態が起きても、事前にあれこれ心配しているだけに大抵のことは予測の範囲内ですから、冷静に対処することができます。
《例文3》
私の短所は「心配性」なところです。
大学でグループ研究のリーダーをしていたとき、メンバーの進捗状況が心配で電話で何度も確認していたのです。それが頻繁すぎたらしく、数人が「自分を低く評価している」と気を悪くしてしまいました。
私は自分の心配を他人に押し付けるのは間違いだと気づき、なるべく本人に任せるようにしたところ、みなきちんと仕上げてきてくれましたし、自分から状況を報告してくれるようになった人もいました。
また、人の心配をやめた分、自分の作業に「心配性」が発揮されてミスなく仕上げることもできました。
この経験があって自分の心配性な面に改めて気づき、心配し過ぎたり、それを人に押し付けたりしないように心がけています。
まとめ
短所を短所をして自覚していること。
さらに、短所により起こった問題を反省したり、克服したり、対策を練ったりしていること。短所もプラスになっていること。
それがわかりやすいようなストーリーを組み立てることが大切です。
大切なのは、たとえ短所であっても、面接官に”好印象”を持ってもらえるようにすることです。
もしその会社に入社することができたら、面接官はあなたの同僚となる人でもあります。まずは目の前のその人に、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるようにアピールしていきましょう。
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